石本華江

Photo by Aleksandr Sasha Drozd

振り付け

2018年東京公演(世界初演)、2019年東京公演(改訂初演)2019年ロンドン公演(イギリス初演)

代々日本舞踊を嗜む一家に生まれるが、4歳にてダンスを志望。02年より舞踏家和栗由紀夫に出会い、以来全作品に関わる。03年より、Co.山田うんのメンバーとして活動に参加する。東洋的な身体性とボーダーレスな感覚で、舞台上での存在感の強さには定評がある。近年土方巽の作舞法「舞踏譜」を現在に伝えるために研究会POHRCを日英にて7カ年に渡り主催し、また自身も講師として香港、バリ、メキシコなど13カ国に招聘される。ソロ作品も含め、アジアやヨーロッパを中心に21ヶ国で上演を行った。

コメント

「観客が「体験」するということ、その「場」を共有し、「覗き見る」こと、それがこの公演の醍醐味だ。通常の舞台サイズではできない緻密な表現も見てくれる、そしてある種見逃し続けることを念頭において、振付を行った。舞踏の創始者土方巽の創り出した舞踏譜という振付法をベースとしながらも、リアルな身体性、感覚に重点をおいた実験的な試みができたこと、その機会に感謝している。」